地震時において、さらなる安全性を確保するために、SE 構法では業界で初めて、全棟S ボルトを採用しています。S ボルトは、従来の金物工法の課題を克服するために開発された特殊なボルトです。表面に凹凸加工を施し、木材にねじ込むことによって、引張剛性が向上。通常のボルトの2 倍の強さを持つこのS ボルトと高強度のSE 金物の組み合わせにより、ラーメン構造を実現しています。
木が「やせても」強さを発揮するS ボルト
木がやせてしまうと、施工当初にきつく締め固めていたボルトやナットが緩んでしまい、剛性(強度)を維持することは困難でした。
SE 構法では、ラグスクリュー状のS ボルトが柱と梁の接合部にしっかり食い込み定着することにより、木の収縮に対しても剛性を確保します。 |