「わたしが使いやすいキッチン」の施主様とは、実の姉妹。それぞれの家で充実した毎日をお過ごしです。クーカンとの出会いはお姉さまが最初でした。
姉 この家は、築60年近いかね。床がペコペコしていたんでリフォームしようと思って、
キッチンも変えたかったので、ショールームへ娘と一緒に見に行きました。そのときに
見かけたのが吉田さん。よそのお客さんを連れて来ていたらしいんやけど、テキパ
キしていて何だか感じよさそうなの。わが家もぜひあの人に世話してほしいと思っ
て、いきなりお願いしてみてね…。それからのおつきあいになるんですよ。
妹 あんまりお姉ちゃんたちが「クーカン、クーカン」って言うから、私の家も見て
もらいたいなと思ったわけね。早く紹介してよーって (笑)。
姉 ウチのリフォームをする前に、まずピアノをどかして (移動して) 欲しくてね。
そうお願いしたら、平塚家具社長がすぐにやって来てヒョイヒョイと (笑)。大工さ
んたちも気のいい人ばかりで助かりました。いざ始めてみたらいろいろ問題があって、
家の傾きを直してもらったり、錆びついた水道管を直してくれたりと有難かったで
す。当時98歳のおばあちゃんがいて、デイサービスに行っている間にしか工事が出来
ないという制約もあったんだけど…。一番うれしかったのは、おばあちゃんの一言やね。
工事のことは無関心かと思っていたのに、床を直したら「いいもんやなあ」としみ
じみ言ってくれて…。
――キッチンの色やカーテン、壁紙は施主様が直感で決められたとか・・・。
姉 そうね。私はこれがいい!と思ったら、即決。娘より案外、決断力あるから(笑)。
あんまり味気ないのも、何だかつまらないでしょ。キッチンの色も明るくて良かったし、
光の加減で色の具合が違ってみえる壁紙も気に入ってるよ。遠方に住む息子も「良
くなった、良くなった」と喜んでくれました。ちなみに娘は天井の珪藻土の塗り方
にこだわってました。乱流っていうの?塗りあとが見える感じに仕上げてもらって。
やっぱり味があって、いい感じになったんじゃない? |