「こんちには・・・。」少し恥ずかしそうに迎えてくれたのはこの家の次女。
お母さんにインタビューしているときもニコニコ。幼い彼女もインテリア好きになる素質があるのかなー。お姉ちゃんが帰ってくるまでの間、お話を聞きました。
――明るいカラーの外観。意外に住宅街に馴染んでますね。
お母さん 元々、平塚家具さんで家具を買ったことがあったんですよ。家を新築して6年経ったときに、懸案だったテレビボードをつくろうと思って、平塚家具さんにも見に行き、そこで空間建築工房さんを知りました。
話してみて提案力があるな!って、吉田さんと非常に意気投合しました。
色々と写真を見せてもらって、タイルづかいを得意としていることもわかり、テレビボードの壁面にはタイルを貼りたいと思っていましたので、自分の描いていたものをつくってくれそう!とすぐに思いました。
――図面もご自身で描いてらっしゃったとか・・・。
お母さん はい、そうなんです。じつは建築士に憧れていたこともあるぐらいで・・・。
夫には毎年のお誕生日プレゼントは要らないから、その分、リフォーム貯金をしたいって言ってます(笑)。テレビボードに使う無垢材はナラかな?と私は想像していたのですが、空間建築工房さんに家全体を見てもらったところ、「色の変化が楽しめるブラックチェリーがいいですよ」とすすめてもらいました。
すごく気に入っていて、プロの提案はやはりいいなあと思っています。
――デザインの詰めでこだわったところは?
お母さん 主人の要望でもあったんですが、収納の一つでワイングラスを入れるところですね。
それからオーディオ収納の扉はガラスを入れないで横桟にしたことです。とても綺麗に仕上げていただき大満足です。
ご主人も家の中を少し説明してくださり、ご夫婦ともに「満足のゆく家」への思いが豊かであることが伝わります。さて、お姉ちゃんが帰ってきたところで、いよいよ写真撮影。素敵な家は温かい住まい手があってこそ、と思える、ほのぼのとした風景がそこにはありました。 |