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採用情報



ブラックキッチンをコア(中心)にしたリノベーション
 

TOYOキッチン「Core(コア)」
築25年のご両親の家を、娘さん夫婦が新たに住むためにリノベーションしました。

 


TOYOキッチンは、名古屋市天白区にショールームのある岐阜のキッチンメーカーです。
バブルのころ一世を風靡し、景気後退の90年〜平成の世をとおしてなおハイブリッドに進化している会社です。

旧キッチンのイメージ
25年前とはいえ、きれいに使っておられました。ただ、窓が大きいため寒さを感じました。

キッチンシンクが大きいので、水栓が2台ついています。別に1台でいいのですが、このあたりは、TOYOキッチンのシャレです。

 

実はこのキッチン、展示品でした。それにこの家は鉄骨で、太い柱がありました。
その寸足らずな感じを払拭すべく、右側に壁を起こし、パントリーとしました。
クロスもドアもチャコールで統一。ドアはリクシル製のビンテージデザインです。
パントリー内部の様子。施主様がその気で収納してくださるので、使いやすそうな雰囲気にあふれたいい収納ができました。


アバンギャルドなステンレスの打ち出し天板。
アバンギャルドな中に、凹凸があるための汚れの付着抑制や、ステンレスのまぶしすぎる反射抑制の意図もあるようで、案外誰にも使いやすいデザインです。これをユニバーサルデザインといいます。

 


グリップの握りバーの高級感。
施主様が楽しく収納パーツをお集めになったので、まるでディスプレイのように収納されています。こういうテンションを拝見すると、お手伝いができたことをうれしく思います。 収納途中ではありません。家族4人ならばこれ位の物量で住めるのがちょうどいいと思います。

 

ワークスペースは奥行き960o。換気フードの位置や床下の根太の位置の加減、床暖房の大きさまで加味していつもより狭い仕上がりです。でも視界が広いので、意外と狭く感じません。そのあたりも計算しての寸法です。

 

 
昔ここはいったん床が下がって、ワンちゃんのスペースになっていました。
脱衣室が2Fにあるのですが、作業服などの洗濯のため、1Fにも洗濯室を設けました。
 

 

広々としたリビングダイニングキッチン

 
作り付けのベンチ
家具製作はローコストを図るため、家具工場と板の工場とクッションの工場、3つの工場の得意分野を結集して作りました。平塚家具ライムズのネットワークがあるからこそできるやり方です。
 

 

昔のテレビボードをそのまま使いました。壁にイタリアンタイルを張ることで、床やキッチンとの期の色の違いをぼかしました。

 

 
TOYOキッチンの洗面ボウル
ミラーと天板は平塚家具ライムズでオーダーし、タイルは名古屋モザイクの「ギャラクシー」を張っています。
このタイル、ガラスと陶磁器が美しくミックスされていて、間近で見るほど輝いています。

 

 

昔の洗面所。暗くて狭い感じを払拭してみました。  

寝室
間接照明を入れてみました。最近、照明メーカーがお勧めしているのでよくこの仕上げをします。スイッチも黒いPanasonicのアドバンスシリーズを使っています。

 


ゴッホの桜がクロスになりました。 
クロスなのに本物の油絵のような凹凸があります。輸入品はこういうところに情熱を傾けて作られてきます。すごいと思います。

 

ユーティリティスペース
つまり家事室です。
左の入り口は脱衣室とお風呂があります。
天井に珪藻土を塗って、湿気を吸うようにしました。
南の大開口からの太陽で、良く乾く洗濯室になっています。
昔は書斎として使われていました。

 

階段。鉄骨製です。
ゆったりといい階段なのですが、段板が細く継ぎ合わせた木で安っぽい、といわれ、ウッドワン社の「集成ピノアース」パイン材の一枚板、浮造り(凹凸のある)仕上げに床色合わせで着色しました。 
角にゴッホのピンクを張りました。

 

ピクチャーウインドウのある玄関
タイルを張ろうか、どうしようかと相談されながらも、照明をダウンライトに統一しTOYOキッチンのアウトレットで手に入れたミラーのオブジェを掛けるだけにしました。
この玄関はピクチャーウインドウが良い絵になっているので、やりすぎる必要がないからです。

 

2Fの脱衣室。
昔の写真と比べていただけば、圧倒的に明るくなっていると感じていただけると思います。
これは、1.ドアの高さを目いっぱい高くした。
2、壁やモノに使う色を明るくした。
3、お風呂の大きさを少し狭くして、脱衣室を広げた。
という3点がポイントです。

 

バスルーム。
タカラスタンダードのホーローの鋭さを強調すべく、ステンレスで窓枠を別注しました。
狭くしたので色をさっぱりとした白の大理石柄にし、広さ感をキープしています。

 


トイレ。
クロスと床のシートを張り替え、照明を変えただけです。



トイレも新しくしたいといわれましたが、正直まだ使えそうだったので、壊れてから替えましょうと言って、再度取り付けました。
よく「ついでだから」といわれますが、トイレの機械は工事の最後に取り付けるものなので、ついでという言葉は当てはまりません、交換はいつでも思い立てばできます。

子供室。
北と南の6畳の2部屋だったのを、1つにつなげました。
柱が凸凹していますが、かわったクロスを張ったので、それも愛嬌といえる風情です。
の写真のように、6畳間というのは(日本で一般的ですが、)家具を置いたり派手なカーテンをつけるにはとても狭いのです。今後少子化で家も余ってくるのですから、早く、日本も6畳間の感覚から脱して、12畳が普通、というくらいのおおらかな感覚に変わるといいと思います。

 

収納。
以前も十分に手がかかっている収納なのですが、
引き出しは固いし、暗いしで、使いにくいのだそうです。そこで扉や内部の色を変えてさっぱりさせています。




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